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| 目の病気の説明や、色々な情報、役に立つ話やおもしろい話等を御紹介いたします。 |
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ぶどう膜炎?・・・果物の病気ではありません。 ぶどう膜炎という言葉から、どんなことをイメージしますか?ぶどう色に輝くおいしそうなぶどうの房ですか、それともワインでしょうか。ワインなら、赤?それとも白?、ロゼかもしれませんね。他に、食中毒を思い浮かべる人もいるかもしれません。たしかに、ブドウ球菌は、食中毒をおこします。でも、ぶどう膜炎は眼科の病気の名前です。 眼球の外側の白い膜(強膜)をはぎとると、ぶどうのような色をした膜が出てきます。これが、虹彩、毛様体、脈絡膜と呼ばれるもので、これがちょうど、その色、形ともにぶどうによくにていたので、これらをまとめて、その昔、ラテン語でぶどうを意味する言葉で呼んだことが始まりのようです。この場所、つまり眼球の内側が、炎症(赤くなって、腫れて、痛くなって、熱があって、機能障害をおこすこと)を起こしたものが、ぶどう膜炎です。子供達がよくかかる結膜炎は、眼の表面の炎症。こういう炎症が眼の中に起こったものと考えて下さい。 これにかかると、どういう症状が起こるのでしょうか。軽い炎症なら、見え方がなんとなくかすんで、充血も少しあります。場合によっては明るい所に出るとズキンとするような眼痛があり、この痛みは近くの物を見ようをしたときにも感じることがあります。激しい炎症なら、痛みも充血も強く、急激に視力も低下します。もし、軽い炎症が慢性に経過すると、自覚症状は軽く、御本人も発症を気づかない場合もあります。でも、放置された場合、炎症による合併症として、白内障、緑内障、網膜出血や網膜剥離、硝子体混濁など、色々な眼内の病気を引き起こし、手術が必要になったり、治療が難しくなって視力障害を残すことがあります。 この病気の原因はたくさんあります。このシリーズで、すこしづつお話ししたいと思います。また、眼以外の全身症状を伴うことも多く、眼以外のこの色々な症状の組み合わせが、診断に役立つことになり、また全身的な治療も必要な場合があります。眼科に行かれたとき、眼以外の症状や病気について、場合によっては仕事内容や生活習慣等聞かれることがありますが、このような理由ですので、御理解下さい。では、始めましょう。
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「♪♪むかし、むかし、浦島は、助けた亀に連れられて、竜宮城に来てみれば、絵にも描けない美しさ、・・・・♪♪」といった歌も最近では、とんと歌うこともなくなってきたようです。でも、浦島太郎のお話は、皆さん御存知のことと思います。しかし、考えてみると、かわいそうな話です。せっかく亀を助けて、いいことをしたのに、最後には、ただの箱をもらい、おまけにその中に入っていた煙で、急に老人にさせられてしまうのですから。ところが、このお話の中に、色々な事実がかくされているかもしれないのです。もらった空箱は、実はウミガメに連れていかれた琉球王国のとても貴重な、工芸品の箱だったのかもしれないそうです。そして、急に白髪のおじいさんになったのは、原田病という病気だったのかもしれないのです。この原田病は、日本人の眼科の先生の名前がついているように、日本をはじめとする東洋人に多い病気です。まずは感冒様の症状があり、続いて、ぶどう膜炎という眼内の炎症が生じ、視力が落ちます。そして、耳鳴り、難聴が生じ、聞こえにくくなります。頭痛も起こり、しばらくすると髪の毛やまゆ毛が白髪になり、皮膚も色素がなくなり白い斑状の変化がでてきます。つまり、放置しておくと、白髪のおじいさんができあがってしまうのです。 もちろん、今では、視力障害が早期に起こりますので、眼科で診断をして、主として眼科で治療することになり、遺伝子レベルでの病気の解析もすすめられています。ただ、頭痛が強く起こると、まずは脳外科や神経内科にいかれることもあるようです。見え方に異常があるときは眼科的検査もうけてみてください。治療も、副腎皮質ステロイド薬を使って、病気の勢いをおさえていきます。 もし、浦島太郎のお話が、今のことなら、すぐに治療をうけて、おじいさんになることもなく、お土産の箱を高く売って、楽しく暮らせたのかもしれませんね。
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